エコペイズは便利な電子マネー決済で、オンラインカジノでも利用しやすい入出金手段です。
ただ、このエコペイズは便利な反面、手数料は完全な無料ではありません。
場合によっては、本来オンラインカジノから受け取る金額の90%未満になってしまうこともあります。
今回、このエコペイズの手数料というテーマで、どんな手数料があるのかを紹介していきます。
これを読めば、きっとエコペイズの手数料の概要について、知ることができるでしょう。
エコペイズ入金手数料
エコペイズは、最も手数料がかかるクラシックのグレードでも、無料のものが多いのが特徴です。
例えば登録料やcodePayz入金、所有しているサブアカウント間の送金など、自社のサービス内で入金をする場合は無料となるものがほとんどです。
しかし、zestPay入金、クレジットカードによる入金、ecoVoucherによる入金、そして銀行振り込みによる入金といった手段の場合は、最大で入金額の10%近い手数料が発生します。
シルバーグレードやゴールドグレードなど上位のグレードにグレードアップすれば、多少金額が安くなるものの、入金をすること自体にもある程度手数料を覚悟する必要があります。
補足として聞きなれない決済手段である、codePayz、zestPay、ecoVoucherとは、どんなものかを紹介していきましょう。
まず、codePayzは海外のキャッシュレス決済の一種でエコペイズの関連会社が展開しているサービスです。
身内のサービスになるため、この手段での入金は無料となっています。
zestPayとは、スウェーデンの電子マネー決済サービスでモバイル上でチャージできる外部の決済サービスです。
モバイル上でエコペイズに入金できる反面、若干の手数料が発生します。
ecoVoucherはオンラインで購入が可能なクーポン(ギフト券)です。
支払いにはクレジットカードやPayPalなどでギフト券を購入し、それをエコペイズへ入金します。
こちらも入金には、手数料がかかるので注意しましょう。
このように様々な入金手段があるものの、手数料が発生するものもあるので、あらかじめアカウントのグレードごとに、どの程度の手数料が発生するのか調べておくのがおすすめです。
エコペイズ出金にかかる手数料
エコペイズは出金にも、手数料がかかります。
Western Unionを利用すれば無料ですが、それ以外の銀行送金やzestPayの送金は有料です。
Western Unionは日本で利用が非常に少ないですが、アメリカではメジャーな国際送金手段で、エコペイズもこの送金に関しては無料で出金できる仕組みになっています。
日本では主流の出金手段ではないため、日本人ユーザーには、あまり恩恵がありません。
その点が、やや残念な点といえるのではないでしょうか。
これ以外の銀行送金や先ほど紹介したzestPayなどは、1%または最大10ユーロの手数料が発生する仕組みになっています。
このような形ですが、出金というとオンラインカジノへの入出金はどうなのでしょうか。
結論を言えば、オンラインカジノなどを指すecoPayz Merchantとの間の送金と受け取りは無料になっているため、オンラインカジノへの入金時やオンラインカジノの儲けの出金時は原則手数料が無料です。
ただし、エコペイズはユーロ建てになっているので、ドルのやり取りをするオンラインカジノからユーロでエコペイズに入出金する場合は、為替相場の影響を受けるため注意しましょう。
見落とされがちなエコペイズ手数料
意外と見落とされている手数料として、銀行送金の第三者から徴収される手数料と12カ月間の休眠後のアカウント維持管理料が挙げられます。
第三者から徴収されるものとしては、コルレス銀行の手数料と国際送金手数料が挙げられます。
コルレス銀行とは、国際送金をする場合に中継点となる銀行を指します。
国際送金というと、エコペイズの銀行から、直接日本の自分の口座のある銀行へ送金されるというイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、実際は中継となる銀行が存在し、そこで手数料が発生しているのです。
例えばAとBの銀行間で国際送金を行う場合、ほとんどのケースでC銀行という中間の銀行が現れます。
このC銀行へ支払う一連の手数料をコルレス銀行の手数料と国際送金手数料と言います。
エコペイズ自身の手数料ではありませんが、エコペイズで表示されている金額よりも減って振り込まれている場合は、このコルレス銀行の手数料が徴収されているのです。
エコペイズでは12カ月間の入出金を行わないと、アカウント維持管理料が発生します。
この手数料は、月200円相当と、そこまで高額ではありません。
しかし1年間で数千円以上の手数料になるため、場合によっては数年後にアカウント内の残高が全部なくなってしまう可能性があります。
こういった手数料にも、注意しましょう。